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電子情報工学科 Department of Computer Science and Electronics

ハードとソフト。卓越したスペシャリストへ。

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学科の特徴

電子情報工学科では、半導体や電子回路を扱う電子工学(エレクトロニクス)、コンピュータの原理とその応用に関する技術である計算機工学(コンピュータ・LSI)、および、インターネットや携帯電話などに代表される情報通信工学(ネットワーク・システム)の、3分野を融合する総合的
学際領域の教育・研究を行っています。未来を想像したら、色んな夢が浮かんでくるでしょう。それらの夢をかなえ、私たちの知的好奇心を揺さぶるのが電子情報工学です。

電子情報工学科の卒業生はハードウェアとソフトウェアの両面に明るいと評判が高く、半導体、通信機、計算機、家電、重工業などのメーカー、通信事業会社、商社、銀行はもとより官公庁でも活躍しています。また、大学院へは毎年40%以上が進学しています。電子情報工学科のキーフレーズは「ハードとソフト。卓越したスペシャリストへ。」です。

学科の教育

電子工学、計算機工学、情報通信工学を三本柱として、それらの中で最も重要な基礎を総括的に学びます。例えば、電磁気学、電子回路などを始めとして、ワークステーションを使った情報処理、LSIの設計と製作、太陽電池、光通信、超伝導、インターネット技術など最先端の技術まで学びます。これからの情報化社会に柔軟に対応できる実践力をバランスよく学び、高度な情報化システムを創造できる新しい時代の技術者の育成を目指しています。カリキュラムは、主に「情報基礎科目群」「自然科学科目群」「情報専門科目群」「対象分野科目群」の4つから成っており、これらをバラ
ンスよく履修することにより、エレクトロニクス・コンピュータサイエンス・コミュニケーションを4年間で無理なく学習できるよう配慮されています。

主な授業科目
半導体工学
トランジスタの機能を、半導体の電子の動きを利用していかに創出しているかを理解することを主な目的としています。半導体の性質とその電気特性制御、ならびにこれらを利用したデバイスの構築と電子回路との関連を学びます。
プログラム設計
C言語によるプログラミング手法と、情報システムの設計からテストまでの基本的方法論を学習します。また、データ構造とアルゴリズムの実際的な使用法、プログラミングツールを用いた開発の効率化手法を、演習を通して学びます。
計算機通信
コンピュータネットワーク、特にインターネットにおいて利用可能な代表的なネットワークサービスの仕組みとその要素技術、ネットワークの相互接続および機能の階層化、コンピュータネットワークを構築しているネットワーク技術について学習します。
学科の研究

本学科のスタッフの研究分野には、超伝導工学、有機エレクトロニクス、電子材料、光磁気機能素子、電子通信用電源回路、LSIデバイス、プロセス、論理設計、VLSIの設計とテスト、並列アルゴリズム、マルチメディア、データベース、計算機ネットワーク、インターネット、情報ネットワーク、ディジタル信号処理、レーザー計測システムなどがあります。

現象の解明などの基礎から、装置の開発などの応用まで、様々な段階の研究が行われており、これらの研究成果は皆さんがよく目にするテレビ、携帯電話、パソコン、カーナビゲーション・システム、キャッシング・システム、航空機、通信衛星など、多くの物に利用されています。家電から宇宙ステーションまで、また、インターネットなどの国際情報システムも全て電子情報工学のターゲットです。

>> 研究者紹介

研究例:書き換え可能LSIが製品の寿命を延ばす!環境保護に貢献する技術がここにあります。笹尾 勤 教授

現在、LSI(大規模集積回路)は、非常に多くの製品に組み込まれています。例えば私達が身近に使用している携帯電話にも、最新の高性能LSIが入っています。
 携帯電話の製品寿命は、それほど長くはありません。というのは、製品が壊れるからではなく、技術の進歩が激しく携帯電話の機能が古くなってしまうからです。ほとんどの人が2年以内に買い換えるそうです。これは、地球環境保護の観点から言えば、好ましいことではありません。今後は、製品の寿命を延ばすことができるものを開発することが望まれます。
 私の研究室では、書き換え可能LSIやその設計法を研究しています。
 通常のパソコンは、「ソフトウェア」をメモリに読み込み、CPUでメモリの内容を順番に参照しながら動作します。書き換え可能LSIでは「ハードウェア」をLSIに読み込み回路として動作させる研究をしています。つまり、「ソフトウェア」と「ハードウェア」の中間の性格のものを作るということです。
 書き換え可能LSIを使用すると、通常のCPUを用いる方法に比べ、消費電力を削減できると同時に速度も10倍程度速くなります。これを携帯電話に応用すれば、電話機はそのままで、新しい機能に置き換えて効率的に使用できます。携帯電話に限らず様々な製品において、機能が古くなるたびに買い換える必要はなくなり、長く使えるようになるのです。

取得可能な資格
高等学校教諭一種免許状(数学)
高等学校教諭一種免教状(情報)
学科の卒業要件の単位に加えて、教育職員免許法に定める所定の科目(すべて本学内で開講)の単位を修得すれば、免許状を取得できます。
技術士・技術士補(技術士法)
卒業時に修習技術者となり、技術士補の申請が可能になります。また、技術士の一次試験が免除されます。
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1級技術検定
受験資格が得られます。
2級技術検定
受験資格が得られます。
電子通信主任技術者
所定の科目の単位を習得すれば、試験の一部が免除されます。
在学中の取得が容易になる資格・認定例
TOEIC((財)国際ビジネスコミュニケーション協会)
 英語教育カリキュラムの中で受験します。
情報処理技術者試験 基本情報技術者/ソフトウェア開発技術者/初級システムアドミニストレータ((独)情報処理推進機構)、CGエンジニア検定 等(CG-ARTS協会)
 学科の情報教育を通して、対応可能です。
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先輩からのメッセージ

自分が興味を持てたことに目を向けよう。
姫木 携造 [八幡高校(福岡県)出身]

理系が好きで漠然と工学系を目指していた僕は、九工大なら幅広く工学と情報の両方が学べ、将来の選択肢も広がると考え、受験しました。
 3年生でLSIを学び、とても面白いと感じました。家電やコンピュータには欠かせないLSIですが、その動作原理を興味深く学びました。その実験では、ネットワークのシミュレーションをしたり、アルゴリズムを考えてプログラミングしたり、簡単な回路のLSIを実際に作ったりするんですよ。
 将来についてはまだ具体的には決めていませんが、学んだことを生かせる研究をしたり、開発の仕事に就きたいと思っています。
 もし皆さんが、やりたいことが決まらずに悩んでいるなら、今までで一番興味を持てたことは何かを考えて大学や学科を選んではどうでしょうか。大学にはいろいろな可能性が眠っていますよ。