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グループワークとは

グループワークとは、一つのクラスを小人数ごとのグループに分けて行う学習方法です。その目的は、学生のより能動的な学習(アクティブ・ラーニング)に繋げることです。
グループワークの一つとして、例えばTBL(Team Based Learning)とよばれる講義形態が開発され、日本でも医療系の大学等を中心に、近年広がりを見せています。海外では既に様々な大学で取り入れられています。ブリティッシュコロンビア大学の教育センターにはTBLチームも組まれています。
グループワークは大人数のクラスでも取り入れることができ、理解度の異なる学生も共に取り組むことで、様々な角度から課題を理解していくことに繋がります。

情報工学部における取組み

情報工学部では、本学大学院情報工学研究院 機械情報工学研究系の楢原 弘之教授を中心にMILAiSプロジェクト準備室を立ち上げ、2010年度~2012年度にかけてグループワークの導入と学生のアクティブ・ラーニングを促進する環境整備を進めてまいりました。
2009年より国内外13ヶ所の大学、教育施設の調査を行い、2010年には未来型インタラクティブ学習教室として、MILAiSパイロット教室を立ち上げ、グループワークの場として活用して参りました。更にグループワークの実践に向けた教員のためのワークショップや、学生のゼミ活動に用いられてきました。
そして、2011年4月に、インタラクティブ学習棟“MILAiS”をオープンしました。現在はMILAiSプロジェクトがその教室運営に当たり、TBLを含む多様なグループワークの授業の場としてはもちろん、学生の自学自習の場(ラーニングコモンズ)としても活用されています。
>>インタラクティブ学習教室(MILAiS)


楢原 弘之教授

MILAiSでの授業風景

グループワークにより期待される学習効果

グループワークはその名のとおり、グループ単位での学習が基本となるため、学生同士がコミュニケーションを取りながら、自分の理解度を自覚することが出来ます。また、グループ内に理解度の違う学生がいても、理解度の低い学生は分かっていないことを話し合うことで理解に結び付くと共に、理解度の高い学生も単なる学習知識としてではなく、より実践できるものになっていきます。
学生同士が自ら学び、活動する事が重要となるため、教員の教え方も、通常の講義型の授業とは異なってきます。そして、学習評価に関しても、チームメンバー同士を評価するピア・レビューを取り入れることで、取り組み姿勢等も評価の対象となり、積極的な授業への参加を促す事にも繋がります。