植生50音リスト

植生50音リスト

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植物名 見ごろ
ア行
jisai アジサイ(紫陽花) ユキノシタ 初夏
咲いたばかりの時から花の終わりまでに色の変化が見られます。土壌のphによっても色が変わります。夏の季語にも使われ古くから親しまれています。
アベリア アベリア スイカズラ 初夏
別名、ニンドウ(忍冬)。冬場を耐え忍ぶ事からこの名がついたそうです。5月から7月に花が咲き、果実は径5-7mmの液果で秋から冬にかけて黒熟します。

aoki アオキ(青木) ミズキ 年中
日本原産。名前の由来は、一年中葉が青いことから。葉は厚く光沢があり、まばらな鋸歯(きよし)があります。春に花が咲き、秋には緑色の楕円の実をつけ、冬にこれが赤く熟します。

aburana アブラナ アブラナ
別名、ナノハナ(菜の花)、ナタネ(種子)。花の特徴は、花びらは4枚、黄色で十字状の花が房状に付きます。日本は古くから食用や鑑賞用として親しまれています。

いちじく イチジク クワ
イチジクの実と呼ばれるものは本当は花です。イチジクの実を割ると粒がたくさんありますが、その一つ一つが花なのです。
イチョウ イチョウ(銀杏) イチョウ 夏、秋
実はギンナンとして食用にも使われます。秋になると葉が鮮やかな黄色に色づきます。樹形も美しく、街路樹として広く使われています。
inumaki イヌマキ(犬槙) マキ 初夏、初冬
別名:マキ(槇) 。雌雄異株の常緑高木です。初夏には花を付け、初冬には赤紫色の実を付け、食べることも出来ます。
irohamomiji イロハモミジ(いろは紅葉 カエデ科 春、秋
別名:イロハカエデ(いろは楓)。単にモミジと言えばこの木を指すことが多く、紅葉の代表種で、本種より作られた園芸種も多いです。
egonoki エゴノキ エゴノキ
別名:ロクロギ(轆轤木)。棚用に展開した枝の下に無数の白い花がぶら下がり、果皮にはサポニンが含まれ、洗濯石鹸の代わりになるそうです。
enju エンジュ(槐) マメ 夏〜秋
中国原産で、古くから台湾、日本、韓国などで植栽されています。枝には刺はなく、花は夏の暑い盛りに咲きます。秋にはさやに入った実がなります。
orive オリーブ モクセイ 初夏
ヨーロッパではとても古くから栽培され、日本では仙台より南で栽培できます。食用、薬用として広く利用されています。
kaizuka カイヅカイブキ(貝塚伊吹) ヒノキ 通年
常緑樹なので四季を通じて見ることができ、よく生垣に利用されます。枝が巻き上がるように成育します。
kaki カキ(柿) カキノキ 晩秋~初夏、秋
ビタミンCを多く含むカキの若葉は、お茶の材料としても人気です。木は大変堅く花はあまり目立たず、秋には朱色の実をつけます。
kabosu ガクアジサイ(額紫陽花) ユキノシタ 春〜夏
ビタミンCを多く含むカキの若葉は、お茶の材料としても人気です。木は大変堅く花はあまり目立たず、秋には朱色の実をつけます。
kabosu カクレミノ ウコギ
別名:ミツデ ミツナカシワ カラミツデなど。葉の形を雨具の蓑に例えてこの名がついたと言われています。夏に開花し、秋に果実ができて黒紫色に熟します。
kabosu カボス ミカン 夏〜秋
ユズの近縁種で、枝には鋭い刺があります。果実は緑色のうちに収穫しますが、熟すと黄色くなります。
カンツバキ(寒椿) ツバキ
サザンカとツバキの交雑種と言われ、枝が横に広がる傾向があります。ただ、サザンカと同じく花弁が一枚ずつ散るため、サザンカとの見分けがつきにくいです。
キンモクセイ(金木犀) キンモクセイ
中国原産で江戸時代に日本渡来。日本では果実はまず見られず、秋には小さなオレンジ色の花を咲かせ強い芳香を放ちます。
kusunoki クスノキ(楠) クスノキ
暖地に多く生育し、美しい新緑が有名です。初夏になると花が咲きます。木や葉から樟脳がとれる事から「薬の木」が語源という説もあります。
クロガネモチ クロガネモチ(黒鉄黐) モチノキ 春、冬
暖地の山野に生える常緑高木で、葉はやや厚ぼったく、表面につやがあります。春に淡紫白色の花をつけ、冬に赤い実をつけます。
keyaki ケヤキ(欅) ニレ
高さ20~25メートルの大木になるため、街路樹や庭木によく使われます。初夏に緑を、夏に木陰を、秋に紅葉を、冬には寒空に綺麗な樹形をと、一年を通して楽しませてくれます。
kosumos コスモス キク 初夏、夏、秋
ギリシャ語で飾りという意味で名がつけられたといわれています。原産地はメキシコで、明治時代に渡来。秋に桃色・白・赤などの花を咲かせます。

kobushi コブシ(辛夷) モクレン
冬芽はモクレンに似て毛に覆われ、春は白い花をつけます。蕾が子供の握り拳に似ているから、実がごつごつしているからなど、名前の由来は様々です。
sazannka サザンカ(山茶花) ツバキ
自生している地域としては、日本が北限です。ツバキと似ていますが、サザンカは花弁が一枚ずつ散っていきます。
satukitutuji サツキツツジ(皐月躑躅) ツツジ
ツツジ類としては葉がかたくて小さく茎には這う性質が強いです。旧暦の5月ごろに咲き揃うことからその名がついたといわれています。
sangoju サンゴジュ(珊瑚樹) スイカズラ 初夏~秋
初夏に花をつけ、秋には赤い実が熟して美しく、それが珊瑚に見えることからその名がついたといわれています。
sanshuyu サンシュユ(山茱萸) ミズキ 通年
別名 :ハルコガネバナ。アキサンゴ。ヤマグミ。早春に葉に先だって小さな黄色い花を塊状に付け、秋にはグミのような長円形の果実が赤く熟します。

shidarezakura シダレザクラ(枝垂桜) バラ
別名:イトザクラ(糸桜)。長い枝を垂れ下げ、その先端にたくさん花をつけます。かなりの樹齢となることもあります。
シマトネリコ シマトネリコ(島トネリコ) モクセイ 夏~秋
別名:タイワンシオジ(台湾しおじ)。亜熱帯、熱帯の山地に自生する半落葉高木。夏には花を、秋には実をつけます。
シャリンバイ シャリンバイ(車輪梅) バラ 晩春~秋
別名:ハナモッコク(花木斛)。梅に似た白い5弁の花をつけ、秋には黒紫色の実をつけます。樹皮からは大島紬の染料がとれます。
suisen スイセン(水仙) バラ
別名:ハナモッコク(花木斛)。梅に似た白い5弁の花をつけ、秋には黒紫色の実をつけます。樹皮からは大島紬の染料がとれます。
seiyoumizakura セイヨウミザクラ(西洋実桜) バラ 春~夏
別名:オウトウ(桜桃)。通称サクランボの木。一般的に見かけるサクラの木にも実はなりますが、セイヨウミザクラと違って食用には向きません。
ソメイヨシノ(染井吉野) バラ
桜の代名詞ともいえる品種。種子ができないため、接ぎ木によって増やされます。日本を象徴する花の一種です。
tabunoki タブノキ(椨の木) クスノキ 春~夏
別名:イヌクス(犬楠)。暖地の沿海地に多い常緑高木。花は黄緑色であまり目立たちませんが、秋には黒い実がつきます。
tulipa チューリップ ユリ
和名:鬱金香(うこんこう、うっこんこう)中近東ではラーレと呼ばれます。球根ができ、形態は有皮鱗茎。多様な園芸品種が存在します。
tabunoki チンチョウゲ(沈丁花) ジンチョウゲ
漢名、瑞香。別名、輪丁花。原産地は中国南部。香りは香木の沈香のような良い匂いがあり、丁子(ちょうじ、クローブ)のような花をつける木、という意味でつけられました。
tsubaki ツバキ(椿) ツバキ 冬~夏
日本原産の花木。サザンカと似ていますが、ツバキの花は花弁が1枚ずつ散るのではなく、萼の部分から丸ごと落ちます。種子を絞った椿油は、食用油に、燃料油に、整髪料にと広く使われます。
tsubaki ツワブキ(石蕗、艶蕗) キク
イシブキ、ツワともいう。葉の表面には光沢があり美しく、多年草で日陰でもよく育つので古くから庭園の下草として利用されてきました。
doudantutuji ドウダンツツジ(満点星躑躅) ツツジ 春、秋
温暖な地に多く植えられる落葉広葉樹。春には小さなベルのような花を咲かせ、秋には真っ赤な紅葉が楽しめます。
tobera トベラ(扉) トベラ
別名:トビラノキ(扉の木)。常緑低木。枝葉を切ると悪臭を発するため、節分に魔除けとして枝を扉に挟んだことから、その名がついたといわれています。
sharinbai ナツツバキ(夏椿) ツバキ 初夏
別名:シャラノキ(娑羅の木)。日本原産。夏に白い花を咲かせ椿の中では珍しく冬に葉を落し、樹皮が落ちた幹はすべすべしていてサルスベリと呼ばれる事もあります。
nanten ナンテン(南天) メギ 初夏~冬
初夏に小さな白い花をつけ冬に赤い実を付けます。その名が「難(ナン)を転(テン)じる」に通じることから正月飾りにも使われます。
nanten ネズミモチ(鼠黐) モクセイ 初夏
果実がネズミの糞に葉がモチノキに似ていることから付いたと言われています。葉は厚くて楕円形、初夏に白色の花を咲かせ、秋に1cm弱の楕円形・紫黒色の果実を付けます。
ハコネウツギ ハコネウツギ(箱根空木) スイカズラ 春〜初夏
別名はベニウツギ。庭園樹として植栽されることもある。花期は5〜6月頃で漏斗状の花を咲かせます。
hanamizuki ハナミズキ(花水木) スイカズラ 夏~秋
別名:アメリカヤマボウシ(亜米利加山法師)、春には花を、秋には紅葉と赤い実をつけます。日本から桜を贈った返礼にアメリカから日米親善の木として贈れました。
hanamomo ハナモモ(花桃) バラ
原産地は中国です。桃の園芸品種とされ、八重咲きのものが多く見られます。実は食べられません。庭木として、切花として用いられています。
hamahisakaki ハマヒサカキ(浜姫榊) ツバキ 秋~冬
別名:イソシバ、本州(中南部)~沖縄に分布している、雌雄異株の常緑低木です。潮風や乾燥に強いことから街路樹として用いられています。
panji バラ(薔薇) バラ 春、秋
バラ科バラ属の種(しゅ)の総称で世界に約120種に及びます。つる植物で、葉や茎に棘があるものが多く「いばら」が転訛して「ばら」という名称がついたといわれます。
panji パンジー スミレ 秋、冬、春
蕾の下向きかげんが物思いにふける人に似て、 フランス語で「思想」「思い」の意味のPansee(パンセ)に由来します。
hiiraginannten ヒイラギナンテン(柊南天) メギ
別名:トウナンテン(唐南天)、葉の形がヒイラギ、樹姿と実が南天に似ていることからその名がついたといわれています。しかし、実は南天と違い黄色をしています。
ヒイラギモクセイ ヒイラギモクセイ(柊木犀) モクセイ
ギンモクセイとヒイラギの雑種。葉はヒイラギのようにギザギザで、小さな白い花は強い芳香を発します。
ヒバ ヒバ(檜葉) ヒノキ
ヒノキやサワラの別名です。常緑針葉樹で花期は5月頃。神社・仏閣の建築材としての歴史が古く、船舶材、土木材、枕木、その他、生活用品などにも多く利用されます。
hiradotutuji ヒラドツツジ(平戸躑躅) ツツジ
ツツジの中でも花が一番大きく、刈り込みに耐え、萌芽力が強いことから、庭木、公園木、生け垣などの外慮樹としてよく使われます。
biwa ビワ(枇杷) バラ 冬、夏
花は冬場に付き、果実は夏に実ります。ビワの名は果実や葉の形状が楽器の琵琶に似ているために付けられたそうです。
begonia フサアカシア マメ
別名ミモザ。オーストラリアの原産です。香りがよく香水の原料にされることもあります。2〜4月にポンポン状の小さな黄色い花を咲かせます。
begonia ベゴニア シュウカイドウ 初夏、夏、秋
熱帯、亜熱帯に広く自生し数多くの品種があります。花色も白、黄、赤、桃、緑と多彩で開花時期も長く観賞用として楽むことができます。
beimatsu ベイマツ(米松) マツ
別名:ダグラスファー、緑樹であるため、一年を通して美しい緑を見られますが、松ぼっくりや、雪を頂いた姿はとても綺麗です。
ヘデラカナリエンシス ウコギ
別名:オカメヅタ、カナリーキヅタと言われ、発色が良く丈夫で成長が早い。鉢植えの他、地植えでグランドカバーやフェンスなどにも用いられます。
benikaname ベニカナメモチ(紅要黐) バラ 春、冬
別名:カナメモチ(要黐)、春に芽吹いた若葉が赤く色づき夏頃には徐々に緑色の葉へ。生け垣として植えられることが多く冬には小さな赤い実を付けます。
horuto ホルトノキ ホルトノキ
常緑高木ですが、古い葉は落ちる前に紅葉するので、常に木の一部で紅葉が見られます。夏には小さな白い釣鐘状の花が咲きます。
matebashii マテバシイ(馬刀葉椎) ブナ 初夏〜秋
日本固有種の常緑高木で、初夏に穂状の目立たない花を付けます。秋にはドングリの実がなります。
mametuge マメツゲ(豆黄楊) モチノキ 夏〜秋
別名:マメイヌツゲ(豆犬、イヌツゲの変種で葉の表面が膨らんでいます。初夏は小さな白っぽい花が咲き、秋にはブルーベリーのような実を付けます。
marigold マリーゴールド キク 初夏、夏、秋
メキシコ原産。聖母マリアの祭日に咲いていたため「聖母マリアの黄金の花」との意味があります。花期が長く、特有の匂いがします。
mojimibafuu ミカン ミカン 秋〜冬
ミカン科は双子葉植物の科で約150属、900種からなり、木(一部草本)の状態で存在し、温帯から熱帯に分布しています。花に芳香のあるものも多く日本の代表的な果物のひとつです。
mojimibafuu モミジバフウ(紅葉葉楓) マンサク 春、秋
別名:アメリカフウ(亜米利加楓)、北米中南部~中米原産の落葉高木。「楓」を「かえで」と読みがちですが、こちらはマンサク科、イロハモミジ等はカエデ科に属します。
mominoki モミ マツ 通年
クリスマスツリーとして人気の常緑針葉樹。十数年を過ぎると成長が早く高さ40mほどの大木になることもあります。
yamaboushi ヤマボウシ(山法師) ミズキ 春、秋
別名:ヤマグワ(山桑)、丸い花穂を坊主頭に4枚の白い花弁を頭巾に見立てたことから由来。先端が尖っている花が咲き、秋に変わった実を付けます。
yamamomo ヤマモモ(山桃) ヤマモモ 春~初夏
暖地に見られる常緑高木。大気汚染に強く、乾燥にも強いので、街路樹にも良く使われます。雌雄異株で、果実は食用になります。
yuzuriha ユズリハ(譲葉) ユズリハ 晩春~初冬
大きな葉が枝の先に放射線状に付きます。新しい葉が出て古い葉と入れ替わるので、この名がついたといわれています。
rakuushou ラクウショウ(落羽松) スギ 秋~冬
別名:ヌマスギ(沼杉)、秋の紅葉が美しく、冬は葉を落とした樹形が楽しめます。木の根元に、竹の子のような根を出し空気を取り込むので水辺にも育ちます。
rabenda ラベンダー シソ 春~夏
日当たりの良いところで育ち、美しい紫色の花と、その香りを楽しめます。ハーブティー、アロマセラピー、観賞などに用いられます。
rengyou レンギョウ(連翹) モクセイ
別名、レンギョウウツギ(連翹空木)。中国が原産の落葉性低木広葉樹。細い枝に黄色い花をたくさんつけます。