公開講義


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7/16 (土) 12:20~12:50

知能情報工学科斎藤 寿樹 准教授
専門分野:計算機科学、アルゴリズム
担当科目:離散数学I、 II、計算理論、知能情報工学実験演習II
離散アルゴリズム特論
講義のテーマ:計算できない問題とそのアプローチ
近年、パソコンやスマートフォン、タブレット端末等のコンピュータの普及によって様々なことが行えるようになりました。では、コンピュータを使ってどんな計算でもできるのでしょうか?答えは No です。理論的にコンピュータで計算できないことはたくさんあります。しかし、現実的には計算できないからと諦めるわけにはいきません。
本講義では、理論的に計算できない問題に対し、研究者はどのようなアプローチで解決しようとしているのかを解説します。

7/16 (土) 13:00~13:30

物理情報工学科髙林 正典 准教授
専門分野:光情報工学
担当科目:光情報エレクトロニクス、光情報工学特論(大学院)
講義のテーマ:情報×? ~「?=光」の場合~
情報学はそれ自体が魅力的な学問ですが、別の学問と結びつくことによって新たな価値を生み出すことがあります。その学問とは、電磁気学や生物学かもしれませんし、経済学や農学かもしれません。本講義では、情報学と光学の融合を例に、「情報×光」によって生み出される新たな価値をみなさんにお伝えすべく、光AIハードウェア、先端光イメージング、AI活用光システムなどのトピックを紹介します。

7/17 (日) 12:20~12:50

知的システム工学科田中 和明 准教授
専門分野:組込みシステム、 IoT
担当科目:データ構造とアルゴリズム(1年後期)、ロボットセンサ処理特論(大学院)
講義のテーマ:IoTと「第4次」産業革命
最近、IoTやAIといった用語を聞くことがあると思います。私たちの社会生活をよりよくするための技術の一つですが、雰囲気は理解できるものの、具体的にどのように社会が良くなっていくのか? そもそもどのような技術なのか? などの疑問もあることと思います。
講義では、IoTが社会に及ぼす効果について、歴史的な背景とともに説明します。また、私が関わっているIoTの研究の一部を紹介します。

7/17 (日) 13:00~13:30

生命化学情報工学科竹本 和広 教授
専門分野:バイオインフォマティクス、機械学習セキュリティ
担当科目:離散数学II、人工知能B、数値計算、数値計算演習
講義のテーマ:そのAI、本当に使っても大丈夫ですか?
人工知能(AI)は社会で広く使われようとしていますが、「騙されやすい」という欠点があります。具体的に、人間には認識できないパターンを入力画像に加えるだけで、AIの判断を覆すことができます。AIの社会応用のためには、このような「騙されやすさ」を評価し、「騙されにくく」することが重要です。講義では、AIの騙されやすさについてわかりやすくお伝えし、信頼できるAIを開発することが重要であることをお話しします。

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期間限定公開
情報・通信工学科
荒木 俊輔 准教授
【専⾨分野】情報セキュリティ、公開鍵暗号、デジタル署名、擬似乱数生成、ブロックチェーン、IoTセキュリ ティ、暗号・乱数評価
【担当科⽬】情報セキュリティ(情通3年Q4)、情報通信工学実験(情通2年前期)、PSP1/II(大学院Q1/Q2)、TSPI/II(大学院Q3/Q4)
講義のテーマ:
ブロックチェーン ~暗号通貨-ビットコインの中核技術~
近年、ビットコインに代表される暗号資産が注目を集めている。特にビットコインでは、資産の移動を記載したトランザクションを保証するデジタル署名技術、そのトランザクションの変更を長期にわたり防ぐブロックチェーン技術が重要な役割を占めている。
本講義では、デジタル署名やブロックチェーンにより、どのように長期にわたる情報の改ざんを防いでいるのかを概説する。

期間限定公開
物理情報工学科
新海 聡子 准教授
【専⾨分野】半導体プロセス、電子材料、薄膜、エピタキシャル成長
【担当科⽬】半導体情報工学、半導体真空技術特論(大学院)
講義のテーマ:
AIや5Gの発展を支える「半導体」って何?
AI(人工知能)や5G(第5世代移動通信システム)を実現するために必須となる「半導体」という材料があります。この半導体が半世紀の間にどのように発展してきたのか、その歴史を楽しくたどりながら、私が行っている半導体の研究について紹介します。

期間限定公開
知的システム工学科
石原 大輔 准教授
【専⾨分野】計算力学
【担当科⽬】構造システムの基礎、数値計算、計算力学の基礎、計算力学・演習、CAE特論、計算力学特論
講義のテーマ:
空飛ぶ昆虫の計算機シミュレーション
昆虫は約3億年前に空へと飛び立った地球上で最初の生物です。他の移動手段に対する飛行の優越性により、昆虫は世界中に生息域を広げてきました。その飛行性能は、永い時の試練を経て、極めて高度に洗練されました。ゆえに、空飛ぶ昆虫を模倣することで、ドローンのような飛行ロボットを小さくすることが期待されています。
昆虫は小さくて速いため、研究が非常に難しいのですが、計算機シミュレーションといった科学技術の進歩により、近年、いろいろなことが明らかになってきました。本講義では、計算機シミュレーションによって得られた空飛ぶ昆虫に関する最新の研究成果についてご紹介します。


お問い合わせ

九州工業大学 情報工学部
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【その他のお問い合わせ:教務係】
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