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中村学園女子高等学校 特進理系クラス2年生を対象に特別講義を実施しました。

九州工業大学大学院情報工学府と、中村学園女子中学校・高等学校は、相互の教育に係る交流・連携を図ることを目的として、連携協定を締結しています。


2024年7月18日(木)、連携協定の一環として、大学院情報工学研究院知的システム工学研究系のカチョーンルンルアン・パナート准教授による「小さな世界と光の不思議」と題した特別講義が、中村学園女子高等学校特進理系クラスに所属する2年生28名を対象に行われました。


この講義では、光の反射、屈折、干渉、回折、偏光、蛍光、散乱を説明し、望遠鏡を使用した実験、結像の観察、水の散乱現象の確認,眼鏡のブルーライトカットの検証など、様々な実験を行いました。結像の観察では、目に見えるサイコロが実は像として映し出されたもので、サイコロが見える場所に存在しないことを確認した時に、生徒の皆さんからは驚きの歓声があがりました。


九州工業大学情報工学研究院では、引き続き、中村学園女子中学校・高等学校における理工系分野の教育に協力することにより、同校における教育や人材育成に協力するとともに、入学前の女子中高生に対する理工系分野への進学意識の向上に貢献していきます。



光の原理を説明するパナート准教授


設置された望遠鏡を熱心にのぞき込む様子


結像装置に映し出された像に触れようとする様子


光の全反射をレーザー光で確認


生徒の皆さんを前にわかりやすく説明をするパナート准教授