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学科ブース【知能情報工学科】

学科コース説明会~学科コースの説明会~

知能情報工学科では、コンピュータサイエンスの専門知識に加え、大量のデータから規則や知識を見出すデータ科学、コンピュータを知的に動作させる人工知能、メディアをコンピュータとの対話に利用するメディア情報学を駆使する能力を身に付け、言葉や映像など様々なメディアを通して、人とコンピュータが協調する新しい情報システムを実現できる高度情報技術者を養成するための教育 、 研究をおこなっています。
学科コース説明会では、本学科の代表者が「データ科学コース」、「人工知能コース」、 「メディア情報学コース」の各コースの教育・研究について説明いたします。

場所 講義棟4階 1401講義室

時間 11:30~12:00、15:00~15:30

コース紹介

データ科学コース
日々蓄積されている大量のデータの中から人の役に立つ規則や
新たな知識の発見
人工知能コース
人のように考え、話し、教える情報技術
メディア情報学コース
人のように認識し、人にわかりやすく伝える情報技術

学科ブース~学科ブース~

出張研究室として本学科7研究室の研究を見て、聞いて、触れることができます。是非、お越しください。

場所 講義棟4階 1402・1403講義室

再圧縮の技術
再圧縮の技術

坂本研究室

新しい時代のデータ圧縮

インターネットが登場する以前のデータ圧縮では、データサイズを小さくすることに重要な意味がありました。データを記録するメディアがとても高価だったからです。インターネットの登場によって誰でもどこでもネットワークに接続することができるようになった現在、データ圧縮の目的も変化しています。あらゆるところでデータが生まれては消えていくので、圧縮する前に一時的にデータを記録することすらできないのです。そのような常に流れ続けるデータのことをストリームデータといいます。現在のデータ圧縮はストリームデータをいかに効率よく圧縮するかが課題です。私たちの研究室では、ストリームデータを瞬時に圧縮することで通信を高速化したりこれまではとても相手にできなかった巨大なデータを効率よく圧縮する再圧縮という技術を開発しています。

実験中の風景
実験中の風景

本田研究室

数学でビッグデータ解析

第3次AI(人工知能)ブームとしてAIの可能性が再認識される中、2012年にディープラーニングという機械学習の手法で、AI が自動で学習し猫が写っている画像を見分けられるようになったという研究成果が発表され世界に衝撃を与えました。その後、AIはさらに進化しています。膨大な画像のビッグデータを学習したAIを用いて、スマホの写真やインターネット上の好きな画像がなんの画像が見分けられるか体験してみましょう。他にも直観的な操作が可能なCG 作成インターフェイスの体験やディープラーニングの仕組みの解説も行います。

議論マップによる対話支援
議論マップによる対話支援

嶋田研究室

言語理解とコミュニケーション

嶋田研究室では、Web 上に存在するテキストの分析や自然言語処理を基盤とした人間同士の対話理解に関する研究をしています。具体的にはWebを対象とした研究では、観光情報の分析や評判情報の分析、SNSの要約などを研究しています。対話理解に関する研究では、議論の内容をまとめたり、円滑な議論を行う支援システムの構築などを進めています。オープンキャンパスでは、これらの研究についてデモを交えて説明する予定です。

英語の知的学習支援環境
英語の知的学習支援環境

國近研究室

知的学習支援システム

コンピュータを使った学習支援システムをCAIシステムと呼びます。本研究室では、AI(人工知能)技術による問題解決能力を持たせた知的CAIシステムに関する研究をおこなっています。このシステムは、それぞれの学習者の理解状態を推定し記憶しているため、各学習者に適した指導をおこなうことができます。オープンキャンパスでは、本研究室で開発している学習支援システムを紹介します。

尾下研究室

仮想人間の実時間アニメーション技術

尾下研究室では、コンピュータゲームなどへの応用を目的とした、仮想人間(キャラクタ)のアニメーション技術 を研究しています。具体的な研究テーマとしては、キャラクタの動きを利用者が直感的に操作するためのインターフェース、キャラクタの自然な動作を動的に生成・制御する技術、衣服・髪・皮膚の実時間シミュレーション技術、誰にでも簡単に使えるアニメーション制作システムの開発、などがあります。本研究室の展示では、これらの技術を応用したソフトウェアのデモを、実際に触れて体験できます!

仮想現実システム
仮想現実システム

硴崎研究室

仮想現実体験

3次元コンピュータグラフィックスを利用してコンピュータの中に仮想的な世界を構築すると共に、さまざまなセンサーで人間とコンピュータをつなぎ、その世界が本当にあるかのように体験できる仮想現実システムを紹介します。また、最近注目されている拡張現実システムも紹介します。拡張現実システムは実際の世界を撮影した映像に、3次元コンピュータグラフィックスで創り出された仮想的な物体を、あたかもそこにあるようにリアルタイムで組み込んで表示することにより、現実と仮想の世界を融合する最先端のシステムです。

Webアプリの操作画面と認識結果
Webアプリの操作画面と認識結果

齊藤研究室

画像処理技術を用いた知的システム

本研究室では、特に人を対象とした画像処理・パターン認識技術に関した研究に取り組んでいます。具体的には、映像情報のみから発話内容を読み取る読唇技術や、カメラ2台を搭載したウェアラブルカメラを用いた注視点推定技術、手指の動き解析に基づく手話認識技術です。昨年度、読唇技術をスマートフォンなどで体験できるWebアプリを開発しました。オープンラボでは、このWeb アプリを含め障害者が利用されているコミュニケーション支援機器などの体験が行えます。