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学科ブース【生命化学情報工学科】

学科コース説明会~学科コースの説明会~

生命化学工学科 イメージ

学科コース説明会では、今回学科ブースに出展する6つの研究室の教員や学生が、具体的な研究内容の紹介や体験イベントを行います。この機会に是非、お立ち寄りください。九工大で学んでみたいと思っていても、どの学科またはどのコースか決めかねている方もいるでしょう。また各種ご相談に応じますので、遠慮なく直接教員や学生に質問してみてください。

場所 講義棟1階 2101講義室

時間 9:30~10:00、13:00~13:30

コース紹介

分子生命工学コース
化学分野を含むバイオ分野への工業的応用としての情報・実験システムの構築
医用生命工学コース
生命科学と医療分野への応用としての情報・医療システムの構築

学科ブース~学科ブース~

生命化学情報工学科での研究内容や教育内容を詳細に紹介するポスターやパネルを設置して自由にご観覧いただきます。

場所 講義棟1階 2101講義室

3次元の仮想現実空間で見る医薬品の働きかた
薬の形が変化し標的分子に作用している

青木研究室

3D仮想現実空間で医薬品の働き方を見る

医薬品は小さな化学物質からできています。飲み薬などは食道、胃を通って腸管へ向かい、腸から血液中へ取り込まれます。血液中を巡回した後、最終的には薬の標的細胞へ働きかけて病気を治療します。オープンラボでは、薬となる化学物質の働く様子をコンピューターによる3次元の仮想現実空間で観察し、医薬品の働き方に関する理解を深めましょう。

倉田研究室 研究イメージ

倉田研究室

生命の仕組みをコンピューターに再現する

遺伝子やタンパク質などの生体分子がうまく協力することで、生命は高度な機能を発揮しています。この仕組みを理解するためには、それぞれの生体分子を調べる(分子生物学)だけでなく、どのように生体分子が協調して働くかを調べる必要があります。このように生体分子が生命を生み出す仕組みを探求する学問がシステム生物学です。私たちは、生命の設計原理に基づいた合理的な創薬や診断を実現するために、コンピュータ上に仮想細胞を構築し、シミュレーションとシステム解析を行っています。

脈波測定の原理
脈波測定の原理

小松研究室

測定機器の仕組みを理解する

生体機能の計測は、生命科学研究の手段として重要であるだけでなく、医療分野でも欠かせない技術です。私たちは、分光測定、熱測定、原子間力顕微鏡を駆使して、生体分子(タンパク質や酵素)の機能や性質を解析しています。私たちの研究室展示では、機器計測の仕組みを理解してもらえるように、指先の脈波を計測するシステムの作製を体験していただきます。また、私たちが研究している虫歯菌の酵素が砂糖から歯垢の成分を生成する酵素反応の測定も体験していただきます。

医療AIが「騙される」例
医療AIが「騙される」例

竹本研究室

その医療AI、本当に信用できますか?

AI(人工知能)技術、特にニューラルネットワーク、は社会的に注目されています。医療分野においては、医療画像から病気の診断するAIの開発が進んでいます。しかしながら、このようなAIはとても「騙されやすい」ことが知られています。人間には認識できないパタンを入力画像に加えるだけで、AIの診断結果を覆すことができます。このようなAIに診断を任せて本当に大丈夫でしょうか。医療AIの社会応用のためには、このような「騙されやすさ」を評価することが重要です。ここでは、その評価のための計算手法について紹介します。

矢田研究室

やだ研のイデンシ占い2

遺伝子は、私たちの身体の中でさまざまな働きを担っています。そして、その働きは、4種類の塩基、アデニン(A)、グアニン(G)、シトシン(C)、チミン(T)が一列に並んだ塩基配列に暗号化されています。実は、遺伝子の塩基配列は、人によって少しずつ異なっています。そして、その差異が、人それぞれの体質(個性)を生みだしているのです。では、逆に、遺伝子の塩基配列から、その人の体質は分かるのでしょうか?さぁ、やだ研でイデンシ占いを始めましょう!

病気に効く薬をAIで自動的に予測 イメージ
病気に効く薬をAIで自動的に予測する

山西研究室

AIとビッグデータで薬をつくる

我々の研究室では、医療ビッグデータをAI(人工知能)で解析し、病気を治療する薬を効率的に設計・発見したり、既存薬の新しい効能を予測したりする研究をしています。医薬品開発は従来、偶然の発見や開発者のひらめきに大きく依存していました。AIによる解析をさらに進歩させれば、医療の未来が大きく変化することが期待できます。当日は、AIを用いた創薬や再生医療に関する研究紹介を行います。