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学科ブース【物理情報工学科】

学科コース説明会~学科コースの説明会~

物理情報工学科では、自然界の普遍的な法則を探求する物理学と、生命の普遍的な法則を探求する生物学、そこに情報・システム技術としての情報工学を融合した教育と研究を通して、さまざまな分野での技術革新(イノベーション)につなげる融合領域研究を切り拓くことができる技術者の育成に力を入れています。

場所 講義棟1階 2102講義室

時間 10:00~10:30、13:30~14:00

コース紹介

電子物理工学コース
電子材料、光工学、流体工学を中心とした情報化社会で必要とされる新たな技術
生物物理工学コース
新素材・材料、計測システム、生命科学を中心とした学際領域の新たな技術
物理情報工学科 研究 イメージ
物理情報工学科 研究 イメージ
物理情報工学科 研究 イメージ
物理情報工学科 研究 イメージ
物理情報工学科 研究 イメージ
物理情報工学科 研究 イメージ

学科ブース~学科ブース~

学科ブースでは、教員の研究内容を紹介しています。
また、超伝導を使った物理実験、タンパク質を使った生物実験、コンピューターシミュレーション、
等を体験できるコーナーもあります。どうぞ気軽にお立ち寄りください。

場所 講義棟1階 2102講義室

磁石が浮いている
磁石が浮いている

小田部研究室

超伝導体による永久磁石の浮上実験

液体窒素を用いて超伝導体をマイナス200度まで冷却して、その上に永久磁石を浮上させる実験を行います。その様子は、まるでマジックです。液体窒素を用いていますので、花などを凍らせ、マイナス200度の極低温の様子を紹介します。空気の液化、液体酸素が磁性を持つことなど実験で示します。また超伝導体による永久磁石の浮上実験をします。超伝導体の示す磁性と通常の永久磁石の磁性とがどのように違うのか、また同じなのかを分かりやすく紹介します。

遠心分離器内部の渦流れの様子と固体粒子の挙動
遠心分離器内部の渦流れの様子と固体粒子の挙動

許・清水研究室

流れの可視化(実験と数値解析)

本研究室では様々な流れを研究しています。サイクロン型遠心分離器によって、液体中に含まれる微小な固体粒子を効率よく分離する方法を調べています。コンピュータを使った数値解析により、容器内の渦流れや固体粒子の挙動が詳細に分かります。また、最近ディスプレイ等で広く応用されている液晶に電界を印加すると、その薄い(10~100μ m)層内に流れが生じます。印加電界や液晶の条件によって様々なパターンが現れ、電気光学的手法で可視化できます。流れが創る液晶電気対流パターンを顕微鏡で覗いてみませんか。

発振しているフルート唄口の断面の流速
発振しているフルート唄口の断面の流速

高橋研究室

風の作る音と管楽器の発音メカニズム

風の作る音を空力音(または流体音)と言います。風の作る音は、木枯らしが電線に当たって出るヒューヒューと言う音から、ジェット機の騒音まで様々です。リコーダーやフルートの音も風の作り出す音で鳴っています。風の音のメカニズムと管楽器がなぜ綺麗な音で鳴るかについて、コンピューターを用いた大規模解析を使って説明します。

ランダムレーザー
ランダムレーザー

岡本研究室

レーザーや化粧品をつくる光の科学

私たちは、ランダムレーザーというまったく新しい光源や、化粧品と肌の見えについての研究を行っています。ランダムレーザーはディスプレイを色鮮やかにしたり、医療機器の精度を向上させたりすることが期待されています。化粧品もより肌を美しく見せる製品が期待されており、その開発のために光の物理的解析が求められています。共通するのは、光が飛び散る現象、すなわち光散乱です。近年、この光散乱のコンピューターシミュレーション技術が発達し、研究開発が大きく進展しています。ここでは、これらランダムレーザーや化粧肌の見えについての研究の一端を紹介します。

エラスチン 実験

前田(衣)研究室

体のなかで伸び縮みするタンパク質

私達の体の中で、血管などの組織には弾力性(伸び縮み)が必要です。組織の弾力性を担っているのが「エラスチン」というタンパク質です。エラスチンは、「コアセルベーション」とよばれるユニークな性質を示します。例えば、卵の白身(卵白)は加熱すると白く固まり、冷却しても元には戻りません。しかし、エラスチンの場合、加熱すると白く濁り冷却すると再び元の状態(透明)に戻ります。近年はこの性質を医療へ応用するなど様々な研究が行われています。オープンキャンパスでは、私達と一緒にエラスチンの不思議な「コアセルベーション」を観察しましょう。

ホログラム
立体表示が可能なホログラム

高林研究室

ホログラフィが拓く光技術の未来

ホログラムやホログラフィという言葉を聞いたことがありますか?聞いたことがあるという方の多くは、紙幣やクレジットカードの偽造防止シールやSF 映画に登場する空中に浮かぶ立体映像を思い浮かべたのではないでしょうか。なんとなく、「ホログラム=キラキラ、立体的」というイメージがありますよね。しかし、ホログラムの本質は、光の進む向きを捉えたり、保存したり、制御したりすることにあります。これは未来の光技術において極めて重要な性質であり、立体表示のほかにも、大容量光記録、高速光通信、次世代光学顕微鏡など、さまざまな光学機器・光学システムに利用されることが期待されています。オープンラボでは、ホログラフィによって可能になる未来の光技術を、デモを交えて紹介します。

特別上映~特別上映~

入佐研究室

生命を分子の物理法則から理解する ─ CG で再現─

500人講義室は、立体視プロジェクターを使用できる3D映画館でもあります。グラフィックスの講義や、分子(水蛋白質など)の立体構造を議論する研究会でも使用されています。今回は、入佐研が作成した「生命を分子の物理法則から理解する」ための動画を中心に上映します。京コンピュータで計算したウイルスのシミュレーションの可視化3D動画の他、キャンパス生活の実写3D動画も上映する予定です。

場所 500人講義室

時間 12:00~12:30、15:30~16:00