前田准教授と倉田教授らの国際共同研究グループが、細菌が窒素不足を乗り切るアンモニウム輸送戦略をシミュレーションで明らかにしました
掲載日:2026年09月25日
本分野の前田和勲准教授・倉田博之教授、英国ストラスクライド大学のArnaud Javelle講師、オランダ・アムステルダム自由大学のHans V. Westerhoff教授・Fred C. Boogerd助教らの国際共同研究グループは、大腸菌におけるアンモニウムの輸送と代謝を再現するシミュレーションモデルを開発しました。
シミュレーションの結果、輸送タンパク質AmtBによるアンモニウム輸送に、細胞膜の電位差がどのように作用するのかを明らかにしました。さらに、大腸菌はアンモニウムが乏しい環境では、エネルギー効率を犠牲にしてでもアンモニウムの取り込みを優先することで、速い増殖を維持していることがわかりました。
今後、アンモニウム輸送機構の実験的な検証が進み、窒素代謝に対する理解がさらに深まることで、微生物を利用した有用物質生産の効率化につながることが期待されます。
本研究成果は、2026年7月24日付で [npj Systems Biology and Applications] に掲載されました。
詳細は、[本学プレスリリース] もご覧ください。
