学科研究室紹介

Introduction of Labs

各学科の研究室を見学

情報工学部の5学科の代表的な研究室を各学科ブースにてご紹介します。
志望類や志望学科が決まっていない方は、ぜひご参加ください!

時間

10:00~15:00

※12:00~13:00は学科によって昼休憩の場合あり

知的システム工学科、物理情報工学科、生命化学情報工学科では、
実際に学生が研究している研究室の見学ツアーを行います。

オープンキャンパス当日に
整理券を受け取った方のみ参加可能です。

整理券配布

10:00~(先着順・各回10名まで)

配布場所

講義棟

知的システム

1203講義室

物理情報

1201講義室

生命化学情報

1103講義室

集合時間

①10:15 (知的)  10:30 (物理)  10:45 (生命) 
②11:00 (知的)  11:15 (物理)  11:30 (生命) 
③13:00 (知的)  13:15 (物理)  13:30 (生命) 
④13:45 (知的)  14:00 (物理)  14:15 (生命) 

知能情報工学科

会場: 1304講義室、1305講義室

尾下研究室

仮想人間の実時間アニメーション技術

尾下研究室では、コンピュータゲームなどへの応用を目的とした、仮想人間(キャラクタ)のアニメーション技術を研究しています。
具体的な研究テーマとしては、キャラクタの動きを利用者が直感的に操作するためのインターフェース、キャラクタの自然な動作を動的に生成・制御する技術、衣服・髪・皮膚の実時間シミュレーション技術、誰にでも簡単に使えるアニメーション制作システムの開発、などがあります。
これらの技術を応用したソフトウェアや、モーションキャプチャシステムのデモを展示します。

マルチタッチを用いたキャラクタ操作
▲マルチタッチを用いたキャラクタ操作
モーションキャプチャシステム
▲モーションキャプチャシステム

嶋田研究室

自然言語処理:コンピュータで言葉を処理する

人間の意図伝達において最も重要な手段は言葉です。
我々の研究室では、ネット上の書き言葉を解析したり、分析する技術について研究をしています。また、データからその内容を説明するための文の生成などについても研究をしています。
さらに、人間同士の会話の分析システムや議論を円滑に進めるための支援システムに関する研究もしています。
今回の研究室ツアーでは、我々の研究事例や成果についてわかりやすく説明します。

嶋田研究室 研究内容 イメージ

本田あおい研究室

数学でAIの仕組みを解き明かす

AIは次々と進化を遂げ私たちの生活やビジネスに浸透していますが、その仕組みについてはわからないことがたくさんあります。
本田研究室では、情報工学と数学的解析を組み合わせて、AIの仕組みの解明に取り組んでいます。そしてAIを使って世の中の様々な問題をより本質的な手法で解決することが目標です。
展示では、AIの仕組みや最新技術の解説、AIによる画像認識の実演を行います。また、一日研究生兼応援隊長のロボットぴよちゃんが研究室メンバーと一緒に本田研究室の紹介を行います。

▲AIロボットぴよちゃん
研究室ゼミの様子
▲研究室内でのディスカッションの様子

大北研究室

LLM、生成AIの研究

人工知能は1950年代に始まったが、機械学習的な構築を行う深層学習が、最近では、これこそ人工知能と呼ばれる。さらに、この深層学習は、ChatGPTの登場と共に、古い深層学習と新しい深層学習の2つの区分される。CNNやRNNを古い深層学習として、トランスフォーマーや拡散モデルを新しい深層学習として。本展示では、大北研究室でのLLM/生成AIの研究を紹介すると同時に、深層学習の変遷について説明します。

新見道治研究室

新たな価値を創造するメディア処理

新見研究室では、メディアデータを処理することで、新しい価値を提供する/便利な機能を提供する/有用な情報を抽出する/(現実社会に存在する)問題を解決する/これらに関連する基礎技術開発をしています。今回はメディアセキュリティの一つ「AIが生成した画像と自然画像の区別」およびメディア高付加価値化の一つ「アルティメイトリンク技術」についてプレゼンします。

新見道治研究室 研究内容

情報・通信工学科

会場: 1301講義室、1302講義室、1303講義室

光来研究室

バーチャルマシン内の盗聴プログラムの安全な検知

私たちの研究室では、バーチャルマシンを使って安全安心な情報システムを作ることを目的としています。バーチャルマシンとは、コンピュータの中に作り出される仮想的なコンピュータのことです。特に、バーチャルマシンの挙動を安全に監視する技術の開発に力を入れています。オープンキャンパスでは、ニューヨーク市立大学との共同で開発した、バーチャルマシンの中に仕掛けられた盗聴プログラムを安全に検知する技術について紹介します。

盗聴検知システム

荒木研究室

情報セキュリティ=インターネットを陰で支える要素技術

社会インフラの一部となったインターネットを安心・安全に利用するためには、情報セキュリティ技術が非常に重要な地位を占めています。我々の研究室では、公開鍵暗号、デジタル署名、擬似乱数生成などの基礎技術、ブロックチェーン、機械学習を用いた暗号技術の安全性評価などの応用技術など、多岐にわたった情報セキュリティ技術に関する研究を行っています。 今回のオープンキャンパスでは、「共通鍵暗号」、「公開鍵暗号」、「ブロックチェーン」を紹介します。

荒木研究室 研究内容イメージ

柴田研究室

未来を超えろ!
6G(Beyond 5G)の革新的な世界へようこそ!

6G(Beyond 5G)は次世代の情報通信インフラであり、5Gの特徴である「高速・大容量」、「低遅延」、「多数同時接続」に加え、「自律性」や「安全・信頼性」等の機能の実現が期待されています。
我々の研究室では、キャンパス内に設置されている6G設備を用いた通信速度や電波強度の測定、実証実験を行っており、今回のオープンキャンパスではキャンパス内に設置されている通信設備の見学、デモの紹介を行います。是非お越しください。

鶴・塚本・川原・柴田研究室の様子

知的システム工学科

会場: 1203講義室、1204講義室

見学ツアーあり

大竹研究室

青空高く羽ばたく鳥型飛行ロボットを目指して

生物の動きを模倣する生物型ロボットに関する研究が多く行われています。
本研究室では、生物の中でも大空を自由に飛ぶことができる鳥に注目し、鳥型ロボットを研究しています。鳥は羽ばたきによる飛行だけでなく、急上昇、急降下、滑空飛行、空中での停止(ホバリング)など、非常に優れた飛行性能を持っています。
オープンキャンパスでは、本研究室で取り組んでいる鳥型ロボットを紹介します。

鳥型ロボット
▲鳥型ロボット

鈴木研究室

半導体の未来を切り開く究極の研磨技術

情報と言えばAI、IOT、5Gを思い浮かべますよね。これらを動かすには究極のコンピュータマシンが必要です。意外かもしれませんが最先端のコンピュータは昔からある研磨技術が使われています。この研磨技術は原子レベルでのコンピュータの配線形成に使われています。
九州地区ではこれまでにない半導体ブームで今後も更なる飛躍するものと思われます。
本研究室では日本でも数少ない半導体研磨技術を中心に研究をしています。

鈴木研究室 研究イメージ

渕脇研究室

見えない“流れ”を視る!

我々が生活する上で、水や空気の「流れ」は非常に重要なものです。
例えば、飛行機の翼、車、新幹線の形は、何故、あのような形をしているのでしょう。野球やサッカーのボールが変化するのは何故でしょう?鳥や昆虫が空を飛べるのは何故でしょう。
全て、そのまわりの水や空気の「流れ」が影響しています。しかし、我々の眼では、その「流れ」を直接「見る」ことができません。
特殊な方法を使って、その「流れ」を「視る」とどうなっているでしょう。「流れ」の科学について紹介します。

渕脇研究室 研究の様子

その他の研究室

物理情報工学科

会場: 1201講義室、1202講義室

見学ツアーあり

小田部研究室

超伝導体による浮上実験

液体窒素を用いて超伝導体をマイナス200度まで冷却して、その上に永久磁石を浮上させる実験を行います。その様子は、まるでマジックです。
最初に液体窒素を用いていくつかのものを凍らせて、マイナス200度の極低温の様子を紹介します。 その後、超伝導体による永久磁石の浮上実験をします。
超伝導体の示す磁性と通常の永久磁石の磁性とがどのように違うのか、また同じなのかを分かりやすく紹介します。

超伝導体による永久磁石の浮上実験
▲超伝導体による永久磁石の浮上実験

寺井研究室

IoT社会を支える半導体と、光通信の模擬体験

現在のIoT社会では、貴重な希少金属(レアメタル)や人体に有害な元素を含む半導体が多く使用されています。
寺井研究室では自然界に豊富に存在し、かつ無害である鉄やシリコンといった元素を用いて新しい光半導体を開発し、持続可能なIoT社会の構築に貢献する研究を行っています。その過程で、情報工学と物理工学を利活用し、新しい光半導体の創製とそれを用いた新しいデバイス開発を目指しています。

寺井研究室 研究の様子

森本研究室

生物の仕組みを、目で見て理解する

生物物理工学コース・森本研究室では、生命機能の仕組みを目で見て明らかにするための研究を行っています。
生命現象を理解するためには、「分子」、「細胞」、「個体」といった様々な階層での観察が必要であり、そこで活躍するのが顕微鏡技術です。
生体情報を可視化するための蛍光顕微鏡や蛍光プローブを開発・利用し、皆さんの体を構成しているような細胞ひとつひとつがどのように動き回り、どのように細胞どうしがコミュニケーションをとっているかを研究しています。

森本研究室 研究の様子

安永研究室

電子顕微鏡で覗く生物の作り出すナノ空間

生物物理工学コース・安永研究室では、顕微鏡技術と情報工学を利用して、生命の動作原理を明らかにすることを目指し、生命構造を分子・原子のレベルから解き明かそうとしています。
このため、2017年ノーベル化学賞で話題となった「クライオ電子顕微鏡法」として、生物の生きた状態を急速凍結し、原子レベルで観察できる施設を運用しています。
実際の装置の見学と生物試料観察を体験してもらいます。

安永研究室 研究に使われている装置

その他の研究室

生命化学情報工学科

会場: 1103講義室、1104講義室

見学ツアーあり

坂本研究室

本格的なバイオの研究ができます

情報工学部と聞くとコンピュータの研究をイメージされるかもしれませんが、生物や化学へのコンピュータの応用をテーマとした生命化学情報工学科では、本格的なバイオテクノロジーの実験が可能となっています。当研究室では、高度な装置を活用して病気に関わる酵素の研究などをおこなっています。オープンキャンパスではこの学部が共通機器として保有する高度な分析機器類などを紹介します。

坂本研究室 研究イメージ

平研究室

生物が使う分子を使ってものをつくる

生命の最小単位である細胞は、タンパク質、脂質、核酸(DNAやRNA)など、生体高分子とよばれる生き物に特有の物質によって組み立てられています。生体高分子を制御する技術は、生命を作り出す技術へとつながっていくのでしょうか。金属やプラスチックを加工してロボットや機械が作られるように、生体高分子を使ったナノメートルサイズのものづくりを通して、生命とは何かを考えたいと思っています。

平研究室の様子
▲研究室の様子

藤井研究室

IoTとAIで実現する脳波解析の未来

私たちの研究では、脳波をリアルタイムで収集するIoTシステムを開発しています。このシステムは脳波データをリアルタイムで収集し、将来的にはAIを用いて脳波を言葉に変換することを目指しています。現時点ではインターネットを介した脳波のリアルタイムデータの収集が可能であり、今後の発展が期待されます。当日はこのIoT脳波計測システムを用いたデモを体験していただけますので、ぜひその可能性を感じてみてください。

藤井研究室 研究内容

前田和勲研究室

AIで新しい微生物を設計し、ロボットで実際に作り出す

インスリンや抗生物質などの医薬品、そしてアミノ酸といった食品は、特別に遺伝子を組み換えた微生物を使って作られています。このような微生物を開発するためには、通常、多くの実験が必要で、時間も労力もかかります。私たちの研究室では、AI(人工知能)を利用して目的の微生物を効率的に設計し、ロボットを使ってその設計通りに実験を行い、実際に作り出す方法を開発しています。オープンキャンパスでは、このような最新の情報技術を組み合わせた新しい生物学について紹介します。

前田和勲研究室 研究内容

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