２０１９年７月１２日（金）１４：４０ ～ １５：４０

九州工業大学　飯塚キャンパス　
総合研究棟　大学院セミナー室　２Ｆ

最近、機能性材料の効率的な探索や新材料の発見を目指すインフォマティクス研究に、大きな注目と期待が集まっている。我々の研究室では、医薬品のような分子性材料に焦点をあて、その構造、物性、反応性の全てをつなぐ「電子状態」に関する数値計算を通じて、機能性分子の物性・機能を解析・予測する研究に取り組んでいる。講演では、電子状態計算で評価している数値的指標、およびその理論的背景をご紹介し、実際に機能性分子探索に応用した研究例をいくつかご紹介したい。