情報工学府学位論文審査基準
九州工業大学大学院情報工学府は、学位論文について、学位授与方針(ディプロマポリシー)に基づき、以下の基準により総合的に評価する。
なお、この基準に定めるもののほか、専攻分野にて必要なものは当該専攻が定めることとする。
修士論文
- 学位申請者が主体的に取り組んだ研究成果であること
- 申請された学位に妥当であるとともに、論文(研究テーマ)の問題設定が明確に示され、学術的あるいは社会的な意義を有すること
- 論文の新規性又は独創性が明示されていること
- 先行研究調査や事実調査が適切であり、研究の位置づけを明示していること
- 研究の方法が明確かつ具体的に記述されていること
- 語法、文章表現、引用等が適切になされ、修士論文として体裁が整っていること
- 論文内容の発表と質疑に対する応答が、論理的かつ明解に行われたこと
- 学術研究が従うべき規範と研究倫理を守っていること
博士論文
- 学位申請者が主体的に取り組んだ研究成果であること
- 申請された学位に妥当であるとともに、論文(研究テーマ)の問題設定が、当該分野の学問的蓄積を踏まえて明確に示され、学術的あるいは社会的な意義を有すること
- 論文の新規性又は独創性が明示され、当該分野の学問の発展に貢献できる内容を含むこと
- 先行研究調査や事実調査が適切であり、研究の学術的あるいは社会的位置づけを明示していること
- 研究の方法が明確かつ具体的に記述されていること
- 語法、文章表現、引用等が適切になされ、博士論文として体裁が整っていること
- 論文内容の発表と質疑に対する応答が、論理的かつ明解に行われたこと
- 学術研究が従うべき規範と研究倫理を守っていること