情報工学部は新たな一歩を踏み出します。
情報工学部は1986年に創設された日本初の情報工学部であり、現在も国立大学法人では唯一の情報工学部です。
創設30周年を迎えた現在、社会のニーズに柔軟に対応できる体制を取り、自分自身の適性を見極めながら専門分野を選択することができるように、また、これまでの情報工学部の特色を生かして強みを強化するために、2018年度(平成30年度)から新たな5学科に生まれ変わり、また、各学科に専門分野に対応するコースを設置します。

本学の改組情報はこちら
2018年度(平成30年度)以降の入学者
多様化、複雑化、高速化する21世紀のグローバル社会に対応できる「グローバル人材」教育を、より一層盤石な体制にするため、2018年度(平成30年度)に工学部、情報工学部の学部改組を計画しています。九工大の特色を生かし強みを鮮明にした学科の再構成と、それらの学科の中でより専門性を高めたコースを設定、適切な学修、進路選択へと導きます。
1年次共通カリキュラム
学びの分類 |
情工1類 |
情工2類 |
情工3類 |
必修 |
解析Ⅰ・同演習
解析Ⅱ
情報工学基礎実験
情報工学概論
情報セキュリティ概論
線形代数Ⅰ
線形代数Ⅱ・同演習
プログラミング
データ構造とアルゴリズム
離散数学
力学Ⅰ
計算機システムⅠ
計算機システムⅡ
|
離散数学Ⅱ
オートマトンと言語理解 |
電磁気学Ⅰ |
電磁気学Ⅰ
化学Ⅰ
生物学Ⅰ |
選択必修 |
電磁気学Ⅰ |
離散数学Ⅱ
化学Ⅰ
生物学Ⅰ
オートマトンと言語理解 |
|
選択 |
化学Ⅰ
生物学Ⅰ |
|
離散数学Ⅱ
オートマトンと言語理解 |
知能情報工学科
人とコンピュータが協調する、新しい情報技術
- データ科学コース
- データ科学に総合的に取り組むことができる技術者を育成します。
- 人工知能コース
- 人の意図を理解し、人との対話ができる知的情報処理システムを開発できる技術者を育成します。
- メディア情報学コース
- 音声・画像・動画などさまざまなメディアを処理する情報処理システムを開発できる技術者を育成します。
情報・通信工学科
コンピュータと通信を駆使した次世代スマート社会の実現
- ソフトウェアデザインコース
- ハードウエアも含まれる幅広い情報工学に関する専門性を有するソフトウエア技術者を育成します。
- 情報通信ネットワークコース
- 情報・通信機器や通信システムを含む情報システムを設計・開発・運用できる技術者を育成します。
- コンピュータ工学コース
- LSIの設計・開発、組込み機器やコンピュータシステムを設計・開発できる技術者を育成します。
知的システム工学科
人と未来を繋ぐ知的システム
- ロボティクスコース
- 高度なロボティクスの応用技術とICT基盤技術を統合・包括できる技術者を育成します。
- システム制御コース
- さまざまな分野でシステム制御の技術を利活用できる技術者を育成します。
- 先端機械コース
- 情報と機械を融合した先端的な機械の開発した情報と社会をつなぐことのできる技術者を育成します。
物理情報工学科
スマホから環境・エネルギー問題まで -自然から学び、新技術を創出する-
- 電子物理工学コース
- 物性・物理学を情報工学分野に利活用し新技術を生みだすことができる技術者を育成します。
- 生物物理工学コース
- 生物・物理・情報工学の融合を通して新時代のイノベーションを興すことができる技術者を育成します。
生命化学情報工学科
生命は優れた情報システム
- 生命工学コース
- 化学分野を含むバイオ分野への工学的応用を指向しシステムを構築できる技術者を育成します。
- 医用生命工学コース
- 生命化学と医療への応用を指向した情報システム・医用システムを構築できる技術者を育成します。
類別入試と学科・コース選択
2018年度から、情報工学部は3類からなる類別入試を実施します。どの類でも、理数系科目に興味があることが望ましいですが、情工1類は特に数学に関して高い能力と関心を持つ人、情工2類は数学と理科のいずれにも高い能力と関心を持つ人、情工3類は特に理科に関して高い能力と関心を持つ人を受け入れます。
情報工学部に入学後、1年生では、情工1類・情工2類・情工3類で共通に、情報・数学・理科における基礎的な知識・素養を身につけます。2年生進級時に学科・コースを選択し、2年生からは、各学科・コースにおける専門的な教育を受けることになります。
※ 画像をクリックすると大きく表示されます。
旧学科と新学科の比較

※ 画像をクリックすると大きく表示されます。
関心のある「キーワード」からあなたに適した学科をみつけよう

※ 画像をクリックすると大きく表示されます。