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学部長だよりは、本学YouTubeで閲覧できます。是非ご覧ください。
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Vol 037 2021年度 ご卒業おめでとうございます!
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九州工業大学・情報工学部、情報工学府の皆さん
遠隔授業の情報がアップロードされました。まだ、一部の科目で変更があるかも知れませんが、確認して下さい。
学長からのメッセージも是非お読み下さい。VUCA時代に対して皆さんが身につけるべきことはなにかが述べられています。
この状況の中で、困ったことが起きた場合には、下記のサイトを読んで、相談してみて下さい。
遠隔授業開始に向けて、あと10日ほどです。もうすぐLiveCampusにそれぞれの新しい担任を確認する事が出来るようになります。
電子メールの準備は出来ていますか。担任とのやり取りはメールが主体になります。
ノートパソコン利⽤者のための初期設定資料2020や電子メールの設定を進めましょう。
いよいよ授業スタートに向けて、皆さんの準備状況はいかがでしょうか。Moodle/Zoomでの接続はいかがでしたか。電子メールは読み書きできていますか。LiveCampusでの履修登録はいかがですか。ノートパソコン利⽤者のための初期設定資料2020からひとつひとつ自分で進めていきましょう。主体的学びのスタートです。今日は教科書販売についてのお知らせです。
大学院での授業選択のひとつの目安が「コース・モジュール」です。特定の分野の学びを深めるための指針です。学部4年生も一定の単位数までは登録できます。
遠隔授業に関して、4年生、大学院生は研究室でのゼミ等での対応となりますが、もしご興味がありましたら、参加してみて下さい。
令和2年度の第1クォータ・前期の授業運営方法が示されました。5月7日からは、まず、「遠隔授業のみ」の形式で授業が開始します。4月30日までに、それぞれの授業の進め方について公開されます。
遠隔授業の準備講習会に是非ご参加下さい。遠隔授業の体験とともに、皆さんの接続状況について知りたいと思います。
遠隔授業へ向けた準備講習会のご案内を掲載しました。
遠隔授業へ向けた準備講習会のご案内
新型コロナウイルス感染症対策のために、5月7日(木)より開始予定の授業は、原則、遠隔授業(教室に集合して行う対面授業ではなく、各自のパソコンを利用し、インターネット等を通じて授業を行う)として実施されることになりました。遠隔授業は、Moodle というWeb ベースのシステムを使って講義資料のダウンロード・閲覧や小テストの解答などを行う方法、ビデオ会議ツールを使って動画の視聴や音声による質疑応答などを行う方法など様々であり、それらを組合せて、講義内容に応じて様々な形態で実施されますが、それを受講するための準備が必要となります。
そこで、情報工学部1、2、3年生に対して、遠隔授業を円滑に受講する事前準備として、ビデオ会議ツールの一つであるZoomの使い方を学び慣れるための講習会をZoomを使って開催します(来校は不要)。
この講習会に参加するには、学部1年生は「ノートパソコン利用者のための初期設定資料2020」に従って、「説明と設定作業一覧(必須項目2)」まで完了している必要があります。一方、上級生は、利用するパソコン環境でZoom のインストールを完了しておいて下さい。
このZoomを使った講習会は、4月20日(月)8:50より約一週間の間に開講予定で、最初の3日間に受講すべき日を学年毎に指定するので、できるだけその日にまず受講してください。指定された日に受講できない人は他の日にも受講可能です。もし、1年生で「必須項目2」(上級生はZoom のインストール)まで完了できず講習会に参加できなかった、あるいは、講習会には参加したが何らかの理由で途中で断念したような場合は、遠隔授業で実際に使うまでの間に準備できるよう、何らかの形で機会を設けます。しかし、できるだけこの準 備講習会の期間中に一度はZoomに慣れることを勧めます。
講習会へ参加する方法等の詳細は、4月17日(金)中に本学Webページで公開しますので、今しばらくお待ちください。
◇PDF版は、こちら。
本来なら、大学の図書館で学びを拡げて欲しいところですが、ネットから利用できるコンテンツも準備出来ています。
電子図書館に出かけましょう!
授業の登録の御願いと時間割表の見方:
2020年4月14日(火) 大学周辺マップを更新しました。キャンパス周辺お食事マップ
2020年4月3日(金)に開催されましたオリエンテーションの祝辞は下記です。
新しく九州⼯業⼤学への⼊学おめでとうございます。皆さんのこのハレの⽇に謹んで御祝い申し上げます。
歴史上、社会構造が⼤きく転換した⾰命とよばれる時期があります。1万年〜3000年前、「農業」がおこり、「⽣産者」が⽣まれます。300年ほど前に端を発する「産業⾰命」では、⾁体労働の多くが機械に置き換えられました。世界中を、ものやヒトが⾼速に⼤量に⾏き来する時代となりました。そして、皆さんがこれから学ぶ「情報⼯学」は、本の40年ほど前から始まった⾰命の担い⼿です。コンピュータは⼈間の持つ脳の⼀部を置き換えました。ある種の活動は効率化されました。さらに通信技術は、物理的な移動なしに、デジタルの形になった情報が世界中を⾶び交います。地域によらないフラットなグローバル社会が⽣み出され、私達はその恩恵を享受しています。
⼀⽅で、ヒトやもの、情報が世界中を⾶び交う時代であるからこそ、新たな戦いが必要になったといえます。丁度200年前にコレラが流⾏ったときには数⼗年かかり世界へと拡がりました。現在も戦い続けています。現在、新型コロナウィルスは数ヶ⽉のうちに世界中に拡がりました。スピード感の違いは圧倒的です。その影響は株価にみられるように1⽇で世界を駆け回ります。
このパンデミックに対して、世界中で、数多くの⼈が戦いに臨んでいます。医療現場はもちろんのこと、多くの⼈が⾃分⾃⾝の専⾨性を活かしながら、感染の拡がりを抑えようと必死です。情報技術者もまた⾃らの知識と技術を活かし、このウィルスの正確な情報を提供し、また、ウィルス感染を抑える薬を探索するなど、臨戦状態にあります。今回のこのような発表形式の実現も然りです。
今の皆さんにはまだ、この戦いに挑む知識も技術も⼗分ではありません。不安も⼤きいと思います。しかし、ウィルスは⽣き物ではないので、⼈に感染することなく増えません。ウィルスはみえませんが、「もの」であるが故にその感染⽅法は呼気を通してであり、その呼気の届く範囲は有限です。マスクはその距離を幾ばくか短くすることが出来ます。
いま、皆さんにできることは、単に騒ぎ、不安がるのではなく、「3つの密」を避け、このみえないウィルスを感染者として、他者に拡げないことです。そのために、「正しい」知識を持ち、⾏動しましょう。
さて、⼤学で学ぶとは、こうした先⾏きのみえない社会の中で、その課題を⾒いだし、解決策を⽣み出すための専⾨家となるための⼒を蓄えることです。これまでは、「つくられたもの」の消費者として、与えられた学びを勉め、強いられてきたり、与えられたサービス、例えば、ゲームやSNS を享受したりしてきたかとかと思います。皆さんは、これから技術者、研究者として、次の時代をつくる「担い⼿」として、「つくりて」となるべく、⼤学という専⾨家への「学び」の扉を押し開けようとしている所です。この学びは、この変化の激しく、先が⾒通せない時代においては、⼀⽣続く活動です。
⾼等教育としての⼤学以降での学びは、⾼校までと⼤きく異なります。内容は専⾨化し、⾼度化し、難易度も上がります。しかし、単に分からないとぼやき、教え⽅が悪いとなげくのでは無く、受動的な学習者から、能動的な「学習者」へと変貌しましょう。⾼校までのようにお尻をたたかれることもありません。試験に出る出ないではなく、学んだ事を基礎に、拡がりと深みを⾃ら⽣み出し、また、繋いでいきましょう。
これからも状況に応じては、さらに学びの開始が遅れたり、途中で、休講が⼊ったりすることも想定されます。授業開始までの時間、⼤学での学びのスタートに向けての準備をしっかりと始めましょう。3つの準備をお勧めします。
第1に、学びとるための技術としての語学⼒、特に、英語の学びを継続的に⾏いましょう。今度は受験勉強ではありません。皆さんが学ぶ情報⼯学の分野では、新しい、本物の情報は英語で発信され、そして英語で受けとることになります。⾃分を⾼めるためのスキルです。
第2に、教科書を⼿に⼊れたら、それらの専⾨書に⽬を通しましょう。「読みとる」というスキルはこれから必須のスキルです。
第3に、⼤元の情報を⾃ら採りに⾏く習慣を⾝につけることです。⼤学や学部のHP 等に今後の情報は発信されます。だれかに与えられるのではなく、⾃らが情報を採りに⾏って下さい。新型コロナの情報も、論⽂等の原著に近い情報を⼿に⼊れるようにしましょう。
これから⾏うオリエテンーションは、⼀⽣継続する「学習者」としての指針の第⼀歩となり、九州⼯業⼤学・情報⼯学部という場で、「学び」を享受するための鍵を得る場です。いろいろな九⼯⼤のリソースが利⽤できる様になります。まさに、この歴史の転換期・臨機に、私達も皆さんにとってもよい学びの場となるようつとめます。
皆さんも共に、知恵を絞り、「学び、成⻑する」よい機会と致しましょう。
◇PDF版は、こちら。