第50回BMIRCセミナーを開催します。
イベント 掲載日:2017年05月22日
(2017.05.22 更新)
日 程 | 平成29年 7月 6日(木)13:00~14:30 |
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場 所 | 九州工業大学 飯塚キャンパス 総合研究棟N712 |
内 容 | リボソームによる翻訳の開始コドンはAUGだが、GUGやCUGなど非AUG開始コドンからの翻訳開始が最近注目されている。
_ これらの非AUG開始コドンが幅広い生物種においてみられるのはどうしてだろうか? _ 原核生物では、例えばGUGコドンを使うことで翻訳開始をRNA構造変化によって効率よく調節することが可能になる。真核生物では非AUGコドンからの開始は通常は高くないが、翻訳開始因子のバランスが崩れると高まる。これを防ぐために真核生物には5MPと呼ばれる調節因子が存在する。5MPは癌化を促す因子である。非AUG開始コドンは癌抑制遺伝子や癌原性遺伝子の翻訳開始にも使われており非AUG開始コドンが癌化とその抑制にどう関連するのか考察したい。 _ 皆さまのご参加をお待ちしております。 _ 記 _
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参考URL | ◆バイオメディカルインフォマティクス研究開発センター(BMIRC) |
問合せ先 | バイオメディカルインフォマティクス開発センター 倉田 博之 電話番号:0948-29-7828 E-mail: kurata*bio.kyutech.ac.jp (*を@に変えてお送りください。) |