本学学生が電子情報通信学会九州支部学生会講演会において講演奨励賞を受賞しました。
トピックス 掲載日:2025年02月07日
2024年9月25日(水)に鹿児島大学で開催された電子情報通信学会九州支部学生会講演会において、本学情報工学部知能情報工学科4年生の高雄 奏摩さんによる講演「変更制約付き最長共通部分列問題に対する多項式時間アルゴリズム」が学生会講演奨励賞を受賞しました。
2つの文字列に対する最長の共通する部分列を求める最長共通部分列問題は計算機科学における重要な問題の1つで、多くの分野で応用されています。本研究ではこの問題を拡張し、2つの文字列とそれらに対する共通部分列が与えられ、共通部分列にいくつかの変更を加えることでより長い共通部分列を求める問題、変更制約付き最長共通部分列問題に対する効率的なアルゴリズムを開発しました。このアルゴリズムは、従来の最長共通部分列問題より汎用性が高いため、さらに多くの応用が期待できます。
受賞内容
発表題目 | 変更制約付き最長共通部分列問題に対する多項式時間アルゴリズム |
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受賞者氏名 | 高雄 奏摩さん(情報工学部 知能情報工学科・4年) |
論文著者 | 高雄 奏摩 さん(情報工学部 知能情報工学科・4年)、 新竹 優駿 さん(情報工学部 知能情報工学科・4年)、 塩田 拓海 さん(大学院情報工学府 情報創成工学専攻 博士後期課程2年)、 宮野 英次 教授(大学院情報工学研究院 知能情報工学研究系)、 斎藤 寿樹 教授(大学院情報工学研究院 知能情報工学研究系)、 江藤 宏 助教(大学院情報工学研究院 知能知能情報工学研究系) |
受賞者の高雄さん