⽇⽶共同研究「⾼信頼設計エッジ・クラウド・ネットワーク」の研究開発を開始しました。
トピックス プレス情報 掲載日:2018年10月15日
内 容 | 本学情報工学研究院の塚本和也准教授が研究代表者を務める本学の戦略的研究ユニット「高信頼設計エッジ・クラウド・ネットワーク」が、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT:National Institute of Information and Communications Technology)と米国国立科学財団(NSF: National Science Foundation)との覚書に基づき、日米共同で実施されるネットワーク領域に関する研究開発(スマートコミュニティを支える高信頼ネットワーク構成技術)の委託を受け、平成30年9月1日(土)より研究開発を開始しました。 今回の研究プロジェクトは、本学がニューヨーク市立大学シティ校(CCNY:The City College of New York)と締結した「学生及び教員の研究/教育面での交流に関する覚書(MOU)」に基づく継続的な連携体制を高度に活用して、高い信頼性を有するIoT/CPS 実現のためのエッジ・クラウド・ネットワーク基盤技術を確立するものです。 今後ますます拡大するであろうIoT/CPS社会において、従来の中央管理(サーバ)型のアーキテクチャでは、接続端末数やトラヒックの急増に対応できません。そこで本研究では、現在注目されているネットワークの端(エッジ)部分で計算/通信処理を行う「エッジ・クラウド・ネットワーク」技術を用い、構成ノードの一部が正常に動作しない環境でも、サービスを継続可能な「高信頼設計エッジ・クラウド・ネットワーク」を提案し、実用的なサービス利用シナリオを想定した上で提案手法の有効性を米国マンハッタンの実験環境と日本の大規模シミュレーション環境を日米回線で接続した統合化テストベッド環境を用いて検証することを目的にしております。 今後は、10月末に東京にて日米合同プロジェクトの全体キックオフ会議が開催され、本プロジェクトでは、研究期間(3年間)の中で本学とCCNYの強固な連携に基づき研究を推進していく予定です。 プレスリリース文書。 |
---|---|
問い合せ先 | 【お問い合わせ】 【研究内容に関するお問い合わせ】 ※スパム防止のため@を[at]にしています。 送信の際はお手数ですが[at]を@(半角)に置換して下さい。 |