MSSCが令和元年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰を受賞しました。
トピックス 掲載日:2019年11月26日
| 日 時 | ２０１９年１１月１２日（火） １２月 ２日（月）：表彰式 |
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| 場 所 | イイノホール＆カンファレスセンター（東京） IINO HALL & CONFERENCE CENTER Uchisaiwai-cho 2-1-1, Chiyoda-ku, Tokyo |
| 内 容 | この度、本学がマレーシアに開設した海外教育研究拠点MSSC（マレーシアプトラ大学のキャンパス内に２０１３年４月設置）が令和元年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰 国際貢献部門を受賞しました。 わが国の産業発展のため、品格と創造性を有する人材を育成するという基本理念のもと、世界トップレベルの分野を創出する（＝研究）、研究を通した産学連携を基軸に活動を展開する（＝社会貢献）、これらを礎として、グローバル・エンジニアを養成する（＝教育）という３つを、本学が果たすべき役割として掲げています。これらを推進し、加速化させるため、国立大学初の海外教育研究拠点であるMSSCを設立し、以下の活動内容がパーム産業のグリーン化に貢献したことが認められ受賞となりました。 MSSC Kyushu Institute of Technology works as hub for our global engineering education and international joint researches, one of which especially yields attractive results concerning prevention of global warming gas from a palm oil industry in its wastewater treatment by using such methane as a green energy for power generation. 活動内容パームオイルは世界の食用油の１／３以上を賄い、インドネシアとマレーシアでそのほとんどが生産されており、食用油は嗜好品と考えられるので、菜種、大豆といった先進国で生産される食用油の高価格につられ、途上国の経済レベルで考えると高値で安定しています。さらに、コストが安い途上国で作られるため、大きな利益を途上国にもたらし、しかも、他の油を産する植物より単位農地あたりの油の収率が桁違いに高く、適正な開発面積で途上国の発展に貢献できます。 一方、搾油の仕方、特に、排水処理は極めて稚拙で、広大な処理池で自然に浄化させています。そのため、大量のメタンが大気中に無為に放出されています。メタンはグリーン燃料であり、平均的な搾油工場なら1MWの発電が可能であることを見出し、また、同時に、近代的な廃液処理システムを使えば、はるかに効率的に水の浄化ができ、さらに、CO2の２５倍もの温暖化効果のあるメタンを発電に利用し、その放出を防止できます。 この研究と社会実装を２００４年からFELDA社と進め、パーム産業のグリーン化に貢献してきました。 It was confirmed that a palm oil mill generates 1MW electric power and consume 38,000 tons of CO2 every year. Our results have been applied in palm oil industry and resulting in reducing almost one million tons of CO2. Based on these results this time 2019 Environment Minister's Award for Global Warming Prevention Activity from the Japanese Government shall be given.
令和元年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰の表彰式は、２０１９年１２月２日（月）、イイノホール＆カンファレスセンター（東京）で行われます。 なお、本学は平成３０年度にも同賞を受賞しており、２年連続の受賞となります。
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| 参考URL | MSSC |
| 問合せ先 | 研究協力課 Research Cooperation Division TEL：093-884-3016 E-mail： ken-shien[at]jimu.kyutech.ac.jp ※スパム防止のため@を[at]にしています。 送信の際はお手数ですが[at]を@(半角)に置換して下さい。 |
