つくろう!こんなものあったらいいな! 第4回アイデアコンテスト
平成24年10月27日に行われました、「ISGフェスタ2012」にて、「つくろう!こんなものあったらいいな! 第4回アイデアコンテスト」を開催いたしました。
今回のテーマは「新しい遊び道具を考えよう」。技術の進歩とともに、遊び道具も進化を続けています。「あったらいいな」と思う新しい遊び道具のアイデアを募集しました。
小学生以下の部、小学生以下の部、中学生以上の部、一般の部の4つの部門を設け、応募総数は237点でした。厳選なる審査の結果、以下のとおり各賞受賞作品を決定しました。
たくさんのご応募ありがとうございました。
幼児の部(応募数8点)
佳作
「ふくをきめるマシーン」
さいとう なつきさん
あたご幼稚園
「ビームむしとりあみ」
松本 優斗くん
そよ風保育園
「これをかぶるとどこでもいけるぼうし」
安永 颯太くん
小竹保育所
小学生の部(応募数219点)
≪最優秀賞≫
「ぼたんひとつでどうぶつの気持ちがわかるマシーン」
上田 鳳乃香さん 田川小学校 4年生
【受賞の理由】
動物の気持ちがわかるマシーンはよくありますが、人間の気持ちを伝えるものは聞きませんね。会話ができるためには双方向のやりとりが大切ですよね。そこに気がついたところが面白いです。インターフェースを考える情報工学分野でも興味深い対象です。
≪優秀賞≫
「エアーボード」
田中 連くん 碓井小学校 4年生
【受賞の理由】
原理から始まって、安全面まで考えられている点が工学的に素晴らしいですね。エアーボードをつかった新しいスポーツも始まりそうです。こうしたホバークラフトの制御をおこなう仕組みは研究対象です。
「むじゅうりょくスーツ」
津城 悠くん 直方南小学校 4年生
【受賞の理由】
スーツで無重力という発想がとても面白いです。S極だけの磁石を実現するのは原理的に困難ですが、このスーツは是非欲しいですね。自由な発想が浮かびそうです。
「折れば動き出す折り紙」
真鍋 大作くん 片島小学校 5年生
【受賞の理由】
折り紙が動き出すという発想は面白いですね。同じ折り紙が折り方を変えるだけで異なる動きをするというのは、コンピュータがプログラムというソフトウェアを変えれば動くことと同じで、無限の可能性がつまったアイデアと言えそうです。
「まぜまぜロケット」
山田 れいなさん 熊ケ畑小学校 6年生
【受賞の理由】
なにがでてくるかはロケット任せ、その部分がとても面白いですね。新しいなにかを生みだしてくる融合の面白さの一方で、何故ロケットなんだろうという思いもあり、そこにいろいろと思いを載せたいですね。
佳作
「エアー3Dバトミントン!」
松岡 杏奈さん
伊岐須小学校 6年生
「考えるだけコンピューター」
安永 楓哉くん
小竹南小学校 4年生
中学生の部(応募数6点)
≪優秀賞≫
「メイク気分!」
荒川 愛唯さん 添田中学校 1年生
【受賞の理由】
鏡に映る自分の情報に加え、メークという付加的な情報を加えるのは、AR技術の極みですね。カメラの映像に付加する機能は普通になってきましたが、やっぱり鏡に映っていなきゃというのが素敵な発想です。技術的にも挑戦しがいがありますね。
佳作
「3Dのスマホ」
廣川 未来さん
稲築西中学校 2年生
一般の部(応募数4点)
≪最優秀賞≫
「メロディスリッパ」
末吉 英子さん 飯塚市
【受賞の理由】体を動かしながら、音楽を奏でながら家事やダイエット。新しい楽器の誕生です。指10本にかかと2個、随分といろいろな音や和音が出せそうです。技術的には実行可能ですが、心地よい人間とのやりとりには調整が必要そうですね。
佳作
※各賞ごと五十音順
※各作品をクリックすると、大きな画像でご覧いただけます。
※受賞者の学年は、コンテスト開催時(平成24年10月27日現在)のものです。