目次
はじめに
ご承知のように、国立大学の法人化に伴い、大学と社会との関係はこれまで以上に密接な連携が必要となり、大学における学生の教育においても、社会的環境の変化や大学への要請に的確に応えるとともに、自立精神と社会的人格を備えた学生を社会へ送り出すため様々な工夫と努力がなされております。
特に近年各大学では学生支援の取り組みに大きな変化が現れつつあります。例えば、一定の正課教育の下で行われる専門教育とは別にキャリア開発、キャリア形成支援の必要性が重視され、就職支援部門のキャリアセンター化等の組織の改編が進んでいます。
このような状況の下、平成18年4月1日、九州工業大学情報工学部にキャリアセンターが設置され、順次機能の充実を図ってまいりました。
その後、各キャンパスにキャリアセンターが設置され、連携を図りながら学生のキャリア支援を行ってまいりました。
また、令和2年4月に各キャンパスのキャリアセンターを束ねる形で、全学組織であるキャリア支援センターが本学内に設置され、それを機に飯塚キャリア支援室として新たな活動をしてまいります。
飯塚キャリア支援室では、本キャンパスに入学してくる学生に対して、大学4年間ないしは、大学院修了に至るまでの6年間に亘るキャリア形成過程においてさまざまな支援事業を展開して参ります。また就職活動支援やインターンシップ推進事業を通して、本支援室が多くの企業やOBと在学生や教職員とを結びつける情報収集・発信の場として機能していくよう支援室の運営に当たってまいる所存でございます。
学生諸君や企業・OBの方々には本支援室を大いにご利用いただくとともに、支援室の設置趣旨をご理解いただき今後の発展のためにご協力のほど宜しくお願い申し上げます。
令和5年4月吉日
九州工業大学 情報工学部
飯塚キャリア支援室長
当支援室では、学部入学時から卒業・大学院修了に至るまでの4年ないし6年間において、正課の教育プログラムではカバーし難い以下の事業を学科横断的に推進していきます。
1) 学生の就職活動に対する学科横断的後方支援
2) 集約化・一元管理された各種就職情報の提供(就職情報システムの運用)
3)各種就職セミナーや合同会社説明会等の企画実施
1)入学から卒業(修了)に至るまでのキャリア形成教育の企画実施
2)教養教育特別講義,トップセミナー、特別講演会などの企画実施
1)学生(主として学部3年生、 大学院博士前期1年生向け)へのインターンシップガイダンスの実施
2)インターンシップ受け入れ企業情報の提供と応募学生の仲介
3)本学部と特定企業間でのPBLインターンシップの企画推進と応募学生の仲介
1) 進路・就職に関する各種アドバイス
2) 就職面接リハーサルの実施
1)既卒者向け就職紹介を含め、社会人再教育など各種の活動推進支援事業